ベルナール・スティグレールの哲学―人新世の技術論

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ベルナール・スティグレールの哲学―人新世の技術論

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  • サイズ 46判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784588130380
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1010

出版社内容情報

『技術と時間』『象徴の貧困』『無信仰と不信』などの著作で知られる哲学者B.スティグレール(1952~2020)。「人新世の技術論」とも称されるその壮大な思索は、産業資本主義と自然環境の危機に立ち向かう理論的・実践的プロジェクトであると同時に、技術や過失と向き合わざるをえない人類の歴史を根源から問い直すものだった。膨大な著作のエッセンスをわかりやすく紹介する日本初の入門書!

内容説明

『技術と時間』『象徴の貧困』『無信仰と不信』などの著作で知られる哲学者ベルナール・スティグレール(1952~2020)。「人新世の技術論」とも称されるその壮大な思索は、産業資本主義と自然環境の危機に立ち向かう理論的・実践的プロジェクトであると同時に、技術や過失と向き合わざるをえない人類の歴史を根源から問い直すものだった。膨大な著作のエッセンスをわかりやすく紹介する日本初の入門書!

目次

序章 人新世からネガントロポセンへ
第1章 技術は手段ではない
第2章 人間と技術の誕生
第3章 「私」になること
第4章 チューリング・マシンと意識の有限性
第5章 アテンションをめぐる戦い
第6章 資本主義の三つの精神
第7章 自動化する社会
第8章 雇用の終焉、労働万歳!
第9章 協働型経済
終章 今を生きるトビウオたちのために

著者等紹介

李舜志[リスンジ]
1990年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。学術振興会特別研究員、コロンビア大学客員研究員などを経て、法政大学社会学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mim42

9
「技術と時間」の1/3ぐらいまでは既読だった状況で読んだ。アテンションについては今改めて読むとトランスフォーマーを思い出さずにはいられなかったが、特に触れられていなかった。まぁそんなもんか。寧ろ話題はアテンションエコノミーの方向に。晩年の取り組みである協働型経済がベーシックインカムの可能性と併せて紹介されていたが、定量化困難により上手くいかなそうな印象。全体的に「連帯」等、前世紀左翼的語彙も気になった。「ゴーストワーク」への過度な偏見も見られる。最後のアマチュア性はTikTok等の話が必須と思ったがスルー2024/03/27

Bevel

7
気分転換にと思って読み始めたけど、面白かった。逆算的に起源を作る痕跡としての技術の差延性とか、今と技術を媒介して私の固有性を知る第三次過去把持の話は、当時のフランスの議論をよい感じに要約してる気がするなとか、技術は資本主義を加速させる側面もあるけど、作り手目線で考えることに可能性があるとかはそうかなとか。逆にマニアであることを労働の模範と見なすハッカー倫理の称揚とか、「雇用から解放された労働はコミュニティを生み出すのだ」(179)は、なんかピントがずれているなあとか。2024/04/12

袖崎いたる

6
フランス技術哲学の巨頭ベルナール・スティグレールの紹介本。若い頃にカフェのマスターだかをやってて金に困って銀行強盗やって5年の刑を喰らってるっちゅー異色の経歴。しかも哲学への開眼は獄中で。出所してからデリダのもとに行き、哲学者の道を歩む。んで国家的事業にも係るようになってるんだから驚きである。親父がやってた仕事の関係で技術への関心が高かった模様。技術哲学といえばハイデガーだが、現象学やデリダを経由しての彼の技術観によれば精神-技術などの技術を問う際の二項対立には優劣を見るのではなく共立であらねばと押さえる2024/07/28

Aymerr

1
非常に読みやすかったが、後半少しだれてしまう感じ。まだ掴めてないところが多い。再読します。2024/05/16

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