内容説明
レヴィナスをはじめとする数多くの翻訳や著作で知られ、90年代以降現代思想研究の最前線に立ちつづける著者が、ユダヤ思想を光源として哲学史の迷宮を読み解き、テクストの無数の断片/裂け目からなる「多島海システム」としての現実を生きる倫理を探究する。日本思想や現代美術への鋭利な批評も加えた30篇の論考やエッセーを収録。
目次
第1部 非在の海図を継ぎ接ぐ
第2部 岸辺の漂流
第3部 華やぐ干瀬
第4部 暗礁から暗礁へ
第5部 大渦旋に呑み込まれて
第6部 まだ見ぬ島々の系譜
著者等紹介
合田正人[ゴウダマサト]
1957年香川県生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京都立大学大学院博士課程中退、同大学人文学部助教授を経て、明治大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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