出版社内容情報
戦後60年を目前にしたいま、アジア・西欧諸国と日本をめぐる「和解」のかたちとその可能性についても考察する。
内容説明
竹山道雄(1903‐84)にみる戦後知識人の戦争責任と「和解」のありようとは―戦後60年目に問い直す。
目次
序章 問題の発端
第1章 『竪琴』ができるまで
第2章 精神の武装解除
第3章 竹山の戦争責任論
第4章 戦後知識人群像と戦争責任論争
第5章 『竪琴』にみる戦争責任の透視
第6章 『竪琴』の波紋
第7章 日英和解劇のなかの『竪琴』
第8章 東アジアの終わらない終戦処理
終章 竹山と『竪琴』をめぐる戦後史
著者等紹介
馬場公彦[ババキミヒコ]
1958年生まれ。北海道大学文学部大学院東洋哲学研究科修了。出版社に勤務し、雑誌や書籍の編集に携わる。日中関係論、アジア文化論に関心を持つ
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