内容説明
ベルクソン哲学の意義と魅力を再発見。伝統的哲学への根本的かつ全面的な批判を展開して、サルトル、メルロ=ポンティ、ドゥルーズ、デリダ等々、20世紀の哲学に測り知れない影響をもたらし、現代思想の展開の軸となったベルクソン。その思想を多角的に再検討した入門書。
目次
第1部 ベルクソンと現代(いま、ベルクソンを読む―記憶・文学・忘却;ベルクソンと現代―現前、脱去、痕跡、控除、反攻、生起 ほか)
第2部 ベルクソン哲学の諸問題(記憶と知覚の二元論;ベルクソンの存在論 ほか)
第3部 ベルクソンと哲学史(ベルクソンとプロティノス;ベルクソンと十六世紀キリスト教神秘主義―十字架の聖ヨハネを中心に ほか)
第4部 ベルクソンと現代思想(ベルクソンとサルトル;メルロ=ポンティのベルクソン読解―「流産した現象学」から「存在直観の学」へ ほか)
ベルクソン著作解題・研究紹介
著者等紹介
久米博[クメヒロシ]
元・立正大学教授
中田光雄[ナカタミツオ]
筑波大学名誉教授
安孫子信[アビコシン]
法政大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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