出版社内容情報
完璧なものへのとらわれからの脱却,発想の転換による危機的状況からの脱出,安全性.確実性追求の空虚さなどをパラドキシカルに説いた,軽妙な心理療法エッセイ。
内容説明
完全性へのとらわれからの脱却、発想の転換による危機的状況からの脱出、確実性追求の空虚さなどをパラドキシカルに説いた軽妙な心理療法エッセイ。
目次
第1章 確実さ―あらゆる時代の人間にとって不倶戴天の敵
第2章 2倍は二重によいということについて
第3章 よいことのなかの悪いことについて
第4章 第三のもの、存在しないもの(と表向きにはいわれているもの)について
第5章 よいことの連鎖反応なのか
第6章 ノン・ゼロサムゲームについて
第7章 美しい、デジタル化された世界について
第8章 「君の考えていることはきちんとわかっている」ということについて
第9章 無秩序と秩序について
第10章 人間性、神性、獣性について
第11章 悲しい日曜日
第12章 これがそれか