出版社内容情報
20世紀後半のアメリカ哲学界を代表する一人R. J.バーンスタイン(1932~2022)が語るプラグマティズムの真髄。分断・敵対・差別を煽る現代という暗い時代に、失われたリベラルな民主主義を取り戻し、他者と共に生きるための知恵を哲学はどう提示できるのか? 変化への開かれや多様性・多元主義を擁護するアメリカ哲学の最良の伝統と、著者自身の“生き方としての哲学”を体現した16本の珠玉の論考。
【目次】
謝 辞
序 論
第一部 プラグマティズムとその歴史
第1章 哲学のロマンス
第2章 プラグマティズム的転回
第3章 リチャード・ローティ「あなたの古い直観にとっては一層形勢が悪くなってきた。何か新しい直観を練り上げ始めたまえ」
第4章 ジョン・デューイのレオン・トロツキーとの邂逅
第二部 民主主義と多元主義
第5章 多文化主義につきまとう亡霊
第6章 文化多元主義
第7章 チャールズ・テイラーの関与する多元主義
第8章 民主主義の希望
第9章 公共圏の規範的中核
第三部 暗い時代のなかの批判
第10章 ヘルベルト・マルクーゼの批判的遺産
第11章 ハンナ・アーレント──思考を拒む悪
第12章 暴力を正当化するとはどういうことか
第四部 道徳性・政治・宗教
第13章 われわれは普遍的な道徳規範を正当化できるか
第14章 政治は宗教なくして「実践可能」か
第15章 世俗的なもの‐宗教的なものの分断──カントの遺産
第16章 ポール・リクールのフロイト論
民主主義の哲学者、リチャード・バーンスタインへの追悼 【齋藤直子】
原注・訳注
文献一覧
人名・事項索引
内容説明
民主主義の希望の光。20世紀後半のアメリカ哲学界を代表する一人R.J.バーンスタイン(1932~2022)が語るプラグマティズムの真髄。分断・敵対・差別を煽る現代という暗い時代に、失われたリベラルな民主主義を取り戻し、他者と共に生きるための知恵を哲学はどう提示できるのか?変化への開かれや多様性・多元主義を擁護するアメリカ哲学の最良の伝統と、著者自身の“生き方としての哲学”を体現した16本の珠玉の論考。
目次
第一部 プラグマティズムとその歴史(哲学のロマンス;プラグマティズム的転回;リチャード・ローティ「あなたの古い直観にとって一層形勢が悪くなってきた。何か新しい直観を練り上げ始めたまえ」;ジョン・デューイのレオン・トロツキーとの邂逅)
第二部 民主主義と多元主義(多文化主義につきまとう亡霊;文化多元主義;チャールズ・テイラーの関与する多元主義;民主主義の希望;公共圏の規範的中核)
第三部 暗い時代のなかの批判(ヘルベルト・マルクーゼの批判的遺産;ハンナ・アーレント―思考を拒む悪;暴力を正当かするとはどういうことか)
第四部 道徳性・政治・宗教(われわれは普遍的な道徳規範を正当化できるか;政治は宗教なくして「実践可能」か;世俗的なもの―宗教的なものの分断―カントの遺産;ポール・リクールのフロイト論)
著者等紹介
バーンスタイン,リチャード J.[バーンスタイン,リチャード J.] [Bernstein,Richard J.]
1932年生まれ。イェール大学、ハバフォード大学などを経てニュースクール(New School for Social Research)で教鞭を執る。プラグマティズムの精神を現代に再生させる著作活動で知られるとともに、ヨーロッパ大陸の哲学にも造詣が深く、R.ローティやH.アーレントの思想的盟友であり、J.ハーバーマス、H.‐G.ガダマー、J.デリダとも親交を深めた。2022年没
齋藤直子[サイトウナオコ]
東京外国語大学外国学部英米語学科卒、ハーバード大学および東京大学で修士号、コロンビア大学大学院で博士号を取得。京都大学大学院教育学研究科教授。アメリカ哲学、教育哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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