出版社内容情報
近代世界のなかで死と死にゆく過程と葬送はどのように変容してきたか。人々は、死別の悲嘆に個人的・集団的にどう対処してきたか。国際的に著名な死生学者が、各国の歴史や文化、法律や制度による違いに注目しつつ、医療や家族のあり方、宗教やメディアや戦争の影響などをグローバルに考察した集大成の書。社会学、宗教学、人類学、医療・ケア分野の学生・専門家必読。
内容説明
近代世界のなかで死と死にゆく過程と葬送はどのように変容してきたか。人々は、死別の悲嘆に個人的・集団的にどう対処してきたか。国際的に著名な死生学者が、各国の歴史や文化、法律や制度による違いに注目しつつ、医療や家族のあり方、宗教やメディアや戦争の影響などをグローバルに考察した集大成の書。社会学、宗教学、人類学、医療・ケア分野の学生・専門家必読。
目次
序論 死のジグソー・パズル
第1部 近代性(寿命;医学 ほか)
第2部 リスク(安定性と不安定性;物理的世界)
第3部 文化(個人と集団;家族 ほか)
第4部 国民(国民集団を近代化する;戦争 ほか)
第5部 グローバル化(グローバルな流通;死のさまざまな未来)
著者等紹介
ウォルター,トニー[ウォルター,トニー] [Walter,Tony]
1948年生。英国バース大学名誉教授。同大学「死と社会センター」元所長。死の社会学を牽引する存在として、死生学者のあいだで最も評価されている
堀江宗正[ホリエノリチカ]
1969年生。東京大学大学院人文社会系研究科教授。死生学、スピリチュアリティ研究。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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