叢書・ウニベルシタス<br> 啓蒙

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叢書・ウニベルシタス
啓蒙

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  • サイズ 46判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588010729
  • NDC分類 133
  • Cコード C1310

出版社内容情報

啓蒙思想が花開いた18世紀の当時から今日に至るまで、「啓蒙とは何か」を定義することは困難であり続けている。それは、啓蒙期に生じた根本的な価値観の変化が今も世界を規定していることと無縁ではない。啓蒙思想が生じた社会的背景から、統治や経済に与えた影響、奴隷制、自然科学、宗教、そして革命との関係に至るまで、総体的に読み解き、啓蒙の抱える矛盾や破壊性をも描き出す、入門書の決定版!

内容説明

啓蒙思想が花開いた18世紀の当時から今日に至るまで、「啓蒙とは何か」を定義することは困難であり続けている。それは、啓蒙期に生じた根本的な価値観の変化が今も世界を規定していることと無縁ではない。啓蒙思想が生じた社会的背景から、統治や経済に与えた影響、奴隷制、自然科学、宗教、そして革命との関係に至るまで、総体的に読み解き、啓蒙の抱える矛盾や破壊性をも描き出す、入門書の決定版!

目次

第1章 啓蒙とは何か
第2章 コーヒーハウスとお客―啓蒙の社会的文脈
第3章 啓蒙と統治―新しい始まりか、通常業務か
第4章 経済学―国家と市場の学問
第5章 探検、異文化間の接触、啓蒙の両義性
第6章 人びとが所有物であるとき―啓蒙における奴隷制問題
第7章 性についての啓蒙の考え
第8章 学問と啓蒙―神の秩序と人間の知性
第9章 近代的異教の台頭か―宗教と啓蒙
第10章 啓蒙の終焉―陰謀と革命か

著者等紹介

ウートラム,ドリンダ[ウートラム,ドリンダ] [Outram,Dorinda]
ケンブリッジ大学Ph.D.ロチェスター大学教授(Gladys I. and Franklin W. Clark Professor of History)

田中秀夫[タナカヒデオ]
京都大学大学院経済学研究科修了。甲南大学教授、京都大学教授を経て、愛知学院大学経済学部教授、京都大学名誉教授。専門は経済学史、社会思想史

逸見修二[ヘンミシュウジ]
公認会計士。京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。池坊短期大学准教授を経て、東京福祉大学勤務。専門はフランス啓蒙

吉岡亮[ヨシオカリョウ]
京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員を経て、出版社勤務。専門はイタリア啓蒙(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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月影彰太/ユーリー

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18世紀の啓蒙思想とは何だったかをいくつかのテーマにわけて論じる。啓蒙をもたらした社会環境、政治、経済学、異文化接触、奴隷制、女性、学問、宗教など多岐にわたる領域において啓蒙がどのように展開し、何を変えた(または変えなかったのか)を語る。そうした様々な変化の中でも著者が終章で結論的に重視するのは、人間関係。啓蒙は以前の世界に ない平等な人という発想とそれを実践する交流(メディアや結社)を通じ、近代への入り口を叩いたのだと。近世社会を絶対王政とは異なるイメージで見せてくれるよい入門書であった。2020/09/20

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