内容説明
国民作家ゲーテの日常を、28年にわたる同棲・婚姻生活を通じて支え続けた女性クリスティアーネ。芸術と家庭生活の光と影を、膨大な史料調査から描き出した傑作評伝。
目次
クリスティアーネ受難史
クリスティアーネ・ヴルピウスの先祖をたずねて
父ヨハン・フリードリヒ・ヴルピウス
クリスティアーネ誕生
幼いクリスティアーネと青年ゲーテ
ゲーテのヴァイマル入り
兄クリスチャン・アウグスト・ヴルピウスの就学
父ヴルピウスの職務上の犯罪
枢密顧問官ゲーテと嘆願者クリスティアーネ
花工房のクリスティアーネ〔ほか〕
著者等紹介
ダム,ジークリット[ダム,ジークリット][Damm,Sigrid]
1940年チューリンゲン州ゴータ市生まれ。イェーナ大学でドイツ文学と史学を専攻、学位を取り教壇に立つが、70年から評論家・編纂者、78年以降はベルリンに住んで作家活動を続けている。メーリケ賞やフォンターネ賞(94年)など6文学賞を受賞
西山力也[ニシヤマリキヤ]
1942年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程(ドイツ文学専攻)修了。ゲーテ時代の文学・文化を研究。現在、日本女子大学文学部教授。日本独文学会・日本ゲーテ協会・ヴァイマル=ゲーテ協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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