叢書・ウニベルシタス<br> チュルゴーの失脚〈上〉―1776年5月12日のドラマ

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叢書・ウニベルシタス
チュルゴーの失脚〈上〉―1776年5月12日のドラマ

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  • サイズ A5判/ページ数 550p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588008702
  • NDC分類 235.05
  • Cコード C1322

内容説明

フランスにおける政治経済学の創設者の一人チュルゴーの失脚を招いた民衆暴動=小麦粉戦争を軸に、18世紀フランス社会のドラマを生き生きと描き出す。

目次

第1部 希望(シャントルーとポンシャルトラン;大臣たちの聖バルテルミー;二人のはにかみ屋;財務総監就任;専門行政概観;高等法院の復帰;予算政策)
第2部 小麦粉戦争(テレーからチュルゴーまでの穀物政策;前兆;事件の続発;政府の対策―最後の暴動;陰謀の証拠書類と革命的事実)

著者等紹介

フォール,エドガール[フォール,エドガール][Faure,Edgar]
1908‐88。フランスの政治家で学者。南仏モンペリエ南西方の小都市ベジエの生まれ。パリで法律を学んで弁護士となり、第二次大戦中はアルジェのドゥ・ゴール将軍下でレジスタンス運動に参加。戦後1946年、ジュラ県から急進社会党員として国民議会に当選、1952年に満41歳でフランス最年少の首相となり、1955‐56年に再び首相となった。また、1950年代には財政・経済相を数回務め、60年代には農業相、文相、労働社会問題相を、70年代には国民議会議長、ヨーロッパ議会議員を務めた。一方、50年代から60年代にかけて、『チュルゴーの失脚―1776年5月12日のドラマ』やローマ皇帝ディオクレティアヌスに関する論文を発表して大学教授の資格を取り、ディジョン大学法学部でローマ法及び法制史の教鞭を執った。エドガール・サンデイEdgar Sandayの筆名で数篇の推理小説を発表したことがあり、彼の妻リュシー・フォールLucy Faureも著名な小説家で、総合文芸誌『ラ・ネフ』La Nefの主筆として活躍した。フランス・アカデミー会員

渡辺恭彦[ワタナベヤスヒコ]
1931年6月岐阜県岐阜市生まれ。1955年3月一橋大学経済学部卒業。1957年3月一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。1960年3月一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1964年4月千葉商科大学経済学部勤務(~67年3月)。1967年4月福島大学経済学部勤務(90年4月~92年3月、行政社会学部へ移籍)。1975年10月国立人口問題研究所(パリ)留学(~77年9月)。1997年3月福島大学経済学部定年退職。フランスユマニスムの系譜のなかでフランス啓蒙思想の社会経済思想史的研究に従事し、関連する論文、翻訳、書評等を発表してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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鏡裕之

2
時代はルイ16世の頃、チュルゴーが財務総監に就任する前から失脚までを描く大著。上巻は、運命の1776年5月12日の1年前まで。注が詳しく制度や人物を解説してくれていて読みだくさん。さらに、チュルゴー失脚の元となる小麦粉戦争の1775年当時、パンの物価が具体的に今の金額に直して家計的にどれくらいの比率を圧迫するほどのものだったのか、書き表してくれている。なんと、パンだけで年収がほぼ消える額に達していた。そりゃ、革命(大暴動)が起きるよ、という感じ。上下巻とボリュームたっぷり&高額だが、それだけの価値はある。2018/06/13

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