出版社内容情報
現代の科学と科学技術を批判的に考察しつつ、環境や自然保護の問題、そして生きるとは何かについて新鮮な思考を示す
内容説明
“生命・人生・環境”「生き物は環境の中にいるだけでなく、その環境を構成するのも生き物である。」現代の科学と科学技術を批判的に考察しつつ生命の観点から独自の環境理論を展開。混迷の時代、生きるとは何かについて新鮮な思考を示す。
目次
第1章 無知
第2章 適切さ
第3章 エドワード・O・ウィルソンの『融合』
第4章 還元と宗教
第5章 還元と芸術
第6章 学校の外での対話
第7章 基準を変えるために
第8章 結論としての覚え書き
著者等紹介
ベリー,ウェンデル[ベリー,ウェンデル][Berry,Wendell]
現代アメリカの作家・詩人・評論家・哲学者。1934年ケンタッキー州のタバコ栽培農家に生まれる。ケンタッキー大学で英語・英文学を学び57年に修士号を取得。58年からスタンフォード大学で創作を学ぶ。その後ヨーロッパに渡り、65年に帰国後は母校ケンタッキー大学で教鞭を執る。現在は、ポート・ロイアルで農業を営む(40年ものあいだ)かたわら創作・評論活動を行なっている
三国千秋[ミクニチアキ]
1948年生まれ。金沢大学大学院文学研究科修士課程修了。哲学・倫理学専攻。北陸大学教育能力開発センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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