出版社内容情報
探偵小説をテーマに、歴史的・現象学的な形象物をモザイクの素材として、合理的理性に支配された近代社会のアレゴリー画を描き出す。
内容説明
ベンヤミン『ドイツ悲劇の根源』とほぼ時を同じくして書かれ、アドルノに捧げられた探偵小説論。歴史的・現象学的な形象物をモザイクの素材として、合理的理性に支配された近代社会の哲学的・神学的アレゴリー画を描く。
目次
圏域
心理学
ホテルのロビー
探偵
警察
犯罪者
変様
プロセス
結末
著者等紹介
クラカウアー,ジークフリート[クラカウアー,ジークフリート][Kracauer,Siegfried]
1889年、フランクフルト・アム・マインのユダヤ系の家庭に生まれる。ダルムシュタット、ベルリン、ミュンヘンの大学で建築、哲学、社会学を学ぶ。1921年、「フランクフルター・ツァイトゥング」紙の学芸欄編集部に入り、ジャーナリストとして活動。映画、社会学関係の著作を発表。ベンヤミン、ブロッホ、アドルノ、ホルクハイマーを識る。1933年パリへ、次いで1941年にアメリカに亡命。博物館学芸員、ラジオ関係、コロンビア大学などに勤務し著作活動を続ける。1966年ニューヨークで死去
福本義憲[フクモトヨシノリ]
1947年、兵庫県に生まれる。東京大学大学院修了。東京都立大学教授。専攻、ドイツ語学・ドイツ文学
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