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叢書・ウニベルシタス
大都会(メトロポール)のない国―戦後ドイツの観相学的パノラマ

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  • サイズ B6判/ページ数 224,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588008054
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C1331

出版社内容情報

再統一前後にまたがるドイツの政治的真空状態をProvinzialismus=田舎者根性の産物として批判し,〈国民性〉の自覚をうながす美学思想家ボーラーの挑発的な提言。

内容説明

再統一前後にまたがるドイツの政治的真空状態を“田舎者根性”の産物として批判し、“国民性”の自覚をうながすボーラーの挑発的提言。

目次

序章に代えて―フォークランドとドイツ人
田舎者根性―ある構造的所見
さまざまな政治的メンタリティーの心の記録
政治的真空状態
秘密なき表現
一九四五年から大都会がない
ユーロ田舎者根性
認識としての観相学―ドイツ政治の表現型に関して
誤った抱擁
コール―システムと環境
国防軍展に関する国民的な考察
エピローグ―罪の文化あるいは恥の文化 歴史的記憶の喪失

著者等紹介

ボーラー,カール・ハインツ[ボーラー,カールハインツ][Bohrer,Karl Heinz]
1932年生まれのドイツの美学思想家。ビーレフェルト大学教授職を退官後、現代ドイツの論壇を代表する『メルクール』誌の主幹を務める

高木葉子[タカギヨウコ]
1990年上智大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。ドイツ文学専攻。現在、早稲田大学教育学部非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。