アメリカ音楽の新しい地図

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480874092
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

出版社内容情報

トランプ大統領の下、加速度的に分断が進行したアメリカ。音楽をめぐる環境も激変する中で、ポップアイコンたちの様々な闘いの軌跡を追う!

テイラー・スウィフト、ケンドリック・ラマー、ブルーノ・マーズ、カーディ・B、ラナ・デル・レイ、チャンス・ザ・ラッパー、そしてBTS――
2010年代以降のアメリカ音楽シーンを彩るポップスターたち。激変する政治経済、人口動態、メディア、そしてコロナ禍の中で、彼らの輝きはいかなる現代アメリカの相貌を描きだすのか。『アメリカ音楽史』の著者にして、ポピュラー音楽研究の俊英が放つ最新のアメリカ音楽グラフィティ!

内容説明

テイラー・スウィフト、ケンドリック・ラマー、ブルーノ・マーズ、カーディ・B、ラナ・デル・レイ、チャンス・ザ・ラッパー、そしてBTS―2010年代以降のアメリカ音楽シーンを彩るポップスターたち。激変する政治経済、人口動態、メディア、そしてコロナ禍の中で、彼らの輝きはいかなる現代アメリカの相貌を描きだすのか。『アメリカ音楽史』の著者にして、ポピュラー音楽研究の俊英が放つ最新のアメリカ音楽グラフィティ!

目次

1 テイラー・スウィフトとカントリーポップの政治学
2 ブルーノ・マーズとポストコロニアル・ノスタルジア
3 ヒップホップにおけるアフロ=アジア
4 音楽メディアとランキング・システム
5 ラナ・デル・レイとフェイクの美学
6 チャンス・ザ・ラッパーとシカゴの政治/文化
7 ケンドリック・ラマーと黒のグラデーション
8 カーディ・Bとリズム・オブ・ジ・アメリカス
9 BTSと「エイジアン・インヴェイジョン」
10 パンデミックとアメリカ音楽

著者等紹介

大和田俊之[オオワダトシユキ]
1970年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科英米文学専攻後期博士課程修了。博士(文学)。慶應義塾大学法学部教授。2011年、『アメリカ音楽史―ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社選書メチエ、第33回サントリー学芸賞受賞)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅん

17
テイラー、ケンドリック、BTSなど、アメリカで大きな成功を遂げた作家たちの表現が、どのような歴史的背景とともに成り立っているか。簡潔で淡白な書きぶりのようで、起伏と魅惑がある不思議な文章。『アメリカ音楽史』で見せた濃厚さがうまく作用しているのか。ユダヤとラテンの子、ブルーノ・マーズを米西戦争の末裔として、模倣による抑圧文化への対抗として見る論が面白い。アジア=アフロの関係の描き方に顕著だが、差別/被差別、権力者/民衆などの構造が実際には複雑に揺れ続けているというのが著者の立場。2022/06/23

Masaaki Kawai

9
曲それ自体だけじゃなく、本人のルーツや信条、シーンや社会の背景があることで、曲の厚みや強度が増す。それを知ることができる、こんな本、大和田さんありがたい。何でも政治性があればいいってわけじゃないけど、日本の曲でここまで厚みをもって語れるものがどれだけあるかなぁ…もちろんアメリカでも語るに足るものは少ないやろうけど、やっぱり世界をマーケット対象にしてるから強度もついてくるよね。羨ましい。ビルボードの歴史や100年前のスペイン風邪パンデミック、BTSがブレイクした背景が特におもしろかった。2022/05/15

ますりん

8
名著「アメリカ音楽史」の著者の新刊。最近というかここ10年の音楽にひどく疎く、帯に書かれたアーティスト名見てもBTSくらいしかわからないけど、大和田さんの本はそれでも読まねばなるまい。 やはりアメリカの音楽シーンと、トランプの台頭は(肯定にしろ否定にしろ)切っても切り離せないのがよくわかる。特にケンドリック・ラマ―とかが気になる。なにより音楽のランキングシステムの項と、アメリカにおけるBTSをはじめとするエイジャン・インヴェイジョンの項は、非常にためになるので必読。2022/04/10

大泉宗一郎

6
トランプ政権、コロナ禍、BLM運動等で揺れ動いたアメリカで、アーティストたちが(テイラー・スウィフト、ケンドリック・ラマー、BTS等)分断の裂け目でどのような音楽とメッセージを発信し、それらがどのように形成されたのかを、名著『アメリカ音楽』の著者が解きほぐす。現象としてのアーティスト活動を、個々人の背景と歴史・政治のきめ細かな文脈の中で相対化することで、新たな解釈と価値が付与されてゆく過程は非常に面白い。膨大な文献と、留保付きの解釈による確かで優れたバランス感覚で、適格な地図の役割を果たしてくれる一冊。2024/10/10

K.C.

5
billboardチャートに長年親しんだ自身(今は中村真理さんの番組が視られないので少し遠ざかっている)として、興味深かった。普段は聴いているだけだが、こういう分析は日本の音楽ではあまりなされない。もっとプロテストソングがあってもいい気がする。2022/03/12

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