出版社内容情報
止まるところなく進展する現代のグローバル化の功罪をふまえ,その洪水に巻き込まれた人間の生き方を探る。グローバル化に対処する方策を哲学的・文学的に省察。
内容説明
止まるところなく進展するグローバル化の功罪をふまえ、その洪水に巻き込まれた人間の生き方を探る。プラトンからカント、ルソー、ニーチェ、ゲーテ、ソローなど古典を通して、グローバル化に対処する方策を哲学的文学的に省察。
目次
第1章 第一の自然と第二の自然
第2章 グローバル化
第3章 グローバリズム
第4章 敵対関係の歴史
第5章 世界平和とは?
第6章 グローバルなものともう一つ別の全体
第7章 個人とその免疫システム
第8章 密林と伐採した空き地
第9章 空き地の鬼火
第10章 場所を作り出す
著者等紹介
ザフランスキー,リュディガー[ザフランスキー,リュディガー][Safranski,R¨udigar]
1945年生まれ。哲学博士。フランクフルト大学でドイツ文学、哲学、歴史を学び、ベルリン自由大学のドイツ文学科の助手、講師を経て、『ベルリナー・ヘフト』誌の編集者として、ジャーナリズムで活躍。広く成人教育、市民大学にかかわる。カール・ハンザー社の『ドイツ文学の社会史』(邦訳・法政大学出版局)やアテネーウム社の『ドイツ文学史』の企画にも携わり、現在は思想家・作家について独特な評伝の領野を切り拓いて活動している
山本尤[ヤマモトユウ]
1930年生まれ。京都府立医科大学名誉教授。専攻はドイツ現代文学、思想史
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感想・レビュー
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さえきかずひこ
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