叢書・ウニベルシタス
異端者シオラン

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  • サイズ A5判/ページ数 320,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588007453
  • NDC分類 139
  • Cコード C1323

出版社内容情報

ファシスト組織〈鉄衛団〉とのかかわりなど,謎につつまれたルーマニア時代の青年期の実像を新資料を発掘して浮彫にした待望の評伝。シオラン思想の中核に迫る。

内容説明

ファシスト組織とのかかわりなど、謎につつまれたルーマニア時代のシオランの実像を新資料をもとに浮彫にした待望の評伝。ルーマニアの特異な歴史・文化・社会のコンテキストの中でシオランの思想形成の足跡をヴィヴィッドに描き出す。

目次

序論 知られざる著名人
第1部 ある特異者の系譜(幼年時代、この呪われた、すばらしい楽園…;反順応主義者集団の肖像;熱狂のきわみで;サイクロンの目のなかで;シオランの第二の誕生)
第2部 幻滅概論(廃墟の哲学;不変の異端の政治学;絶対なき神秘家;脱幻惑者の再幻惑)
第3部 様式の原理
結論 この長い、曲がりくねった道

著者等紹介

ボロン,パトリス[ボロン,パトリス][Bollon,Patrice]
パリ在住のジャーナリスト、エッセイスト、パリ高等商業専門学校で経済学を専攻し、卒業後、経営コンサルタントとして会社勤めののちジャーナリズムに転進、『リベラシオン』紙のロック担当記者となる。その後は『ル・モンド』『レックスプレス』『パリ・マッチ』『ボーグ・オム』『マガジーヌ・リテレール』などの新聞・雑誌の記者として、音楽、モード、文学、写真など、広範囲にわたる文化・社会問題に健筆をふるう。ロンドンのスキンヘッドとシカゴのルポルタージュで二度、ジャーナリズム賞を受賞

金井裕[カナイユウ]
1934年東京に生まれる。京都大学仏文科卒。仏文学専攻。茨城キリスト教大学短期大学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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白義

4
ぼくとしては一番面白いと思ったのは序文。全編これ絶望といった感じのシオランですが、実際には意外というか予想通りというか社交的な人物だったようです。さて本書はシオランの伝記をたどりながら現代ルーマニア史の文脈の中で彼の思想形成を明らかにしていく、文学的伝記です。いかにも仏文的な文章についていくのは大変ですがシオランのアフォリズムや様式美などを上手く描いていて、シオラン理解の助けになる優れた書物です2011/08/05

せみ

2
基本的に時系列順にシオランの生涯と思想、関連する歴史的出来事を叙述していき、後半に著者の解釈が述べられるというスタイル。よくまとまっています。シオランのルーマニア時代のファシズムとの関係は非常にデリケートな問題ですが、この本はバランスがとれていると思います。文章はフランス人の気取りがてんこもりですが有益な本です。ただ原著1997年の本ということで、その後明らかになった情報がアップデートされていないといううらみはありますが、それは仕方ありません。2011/08/26

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