出版社内容情報
フランス語で書かれた過去500年間の著作群を渉猟しつつ,自由を求めて思索を深めてきた思想家たちの苦難にみちた肖像を描き,その独立不羈の精神の軌跡を辿る。
内容説明
フランス語で書かれた過去500年間の著作群を渉猟しつつ「万人の万人に対するたたかい」の中で自由を求めて思索を深めてきた思想家たちの苦難にみちた肖像を描き、その独立不羈の精神の軌跡に哲学への希望と新たな知のあり方をさぐる。
目次
平行する生涯(一族の最初の肖像―万人の万人に対する戦い;モンタージュ写真―統計的評価;第一の反面肖像;類似の肖像;反権力 ほか)
彷徨(パリ、一六三七年;放浪;円環と紆余曲折;風景―世界という球体;あらゆる問題の球体 ほか)
著者等紹介
清水高志[シミズタカシ]
1967年生。愛知大学大学院博士後期課程単位取得退学。静岡大学非常勤講師。フランス文学・フランス思想専攻。訳書に『現代フランス詩集』(共訳)
和田康[ワダヤスシ]
1961年生。東北大学大学院博士後期課程中退。東北大学助手。現代フランス文学・フランス思想専攻
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