出版社内容情報
アドルノの批判理論を〈グノーシス〉の一語をもって切り捨て,その廃墟に立って,ベンヤミンの美学を根本的な「知覚」の学として見直しつつメディア論に接続する。
内容説明
アドルノの美学・批判理論を「グノーシス」の一語をもって切り捨て、その廃墟に立って、ベンヤミンの美学を根本的な「知覚」の学として見直す。
目次
第1章 必然的形式
第2章 さかさまの神学
第3章 言語の魔術
第4章 ブルジョワ世界のアレゴリー化
第5章 歴史認識の論理
第6章 人間学的唯物論
第7章 メディア美学
第8章 アクチュアルな文脈におけるベンヤミン
著者等紹介
ファン・レイイェン,ヴィレム[van Reijen,Willem]
1938年に生まれる。オランダ国立ユトレヒト大学の社会学および哲学的人間学の教授を務める。ドイツ語による編著『アレゴリーとメランコリー』をはじめ、批判理論、ポストモダン、主観哲学についての著作がある
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