出版社内容情報
中世フランスのキリスト教社会を舞台にくりひろげられた愛の悲劇の物語??二人の生い立ちと時代背景を往復書簡や著作,史料をもとに浮彫にし,その実像に迫る。
内容説明
中世フランスのキリスト教社会を舞台にくりひろげられた愛の悲劇の物語―二人の生い立ち、家庭環境、時代背景を往復書簡や著作、史料をもとに浮彫りにし、宗教と哲学、信仰と肉体の葛藤の中で愛を貫き通した彼らの生涯の実像に迫る。
著者等紹介
フマガッリ=ベオニオ=ブロッキエーリ,マリアテレーザ[フマガッリベオニオブロッキエーリ,マリアテレーザ][Fumagalli Beonio Brocchieri,Mariateresa]
イタリア、ミラノ生まれ。ミラノ大学教授。ヨーロッパ中世哲学史専攻。今日のイタリアを代表する中世哲学史研究者のひとりとして、内外で精力的に幅広い活躍をくりひろげている
白崎容子[シラサキヨウコ]
東京外国語大学修士課程修了、慶応義塾大学文学部教授
石岡ひろみ[イシオカヒロミ]
東京大学医学部薬学科卒業。日伊協会などでイタリア語を習得
伊藤博明[イトウヒロアキ]
北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、埼玉大学教養学部教授
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