出版社内容情報
17世紀イングランド革命を宗教からではなく政治経済的要因から分析。さらに17世紀中葉の危機の理解に果たす文学の役割を詳述。
内容説明
「ピューリタン革命」という名称の廃棄を提言し、十七世紀のイングランド革命を宗教からではなく政治・経済的要因から分析・解明を試み、十七世紀史への新たな認識を促す。
目次
第1章 序論
第2章 イングランド史における十七世紀の革命の位置
第3章 十七世紀初期イングランドの政治的言説
第4章 イングランド史における大主教ロードの位置
第5章 「革命」という言葉
第6章 政府と広報活動―宗教改革から「名誉」革命まで
第7章 ジェラード・ウィンスタンリーと自由
第8章 十七世紀イングランドの急進派とアイルランド
第9章 ランターズを抹殺する
第10章 文学とイングランド革命
第11章 王政復古と文学
第12章 歴史と現在