叢書・ウニベルシタス<br> 異端カタリ派の哲学

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叢書・ウニベルシタス
異端カタリ派の哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588005473
  • NDC分類 192.3
  • Cコード C1310

出版社内容情報

善悪二原理がこの世において鎬を削る戦場としての人間,その創造と堕落をめぐって展開された,西欧思想史上注目すべき〈根源的二元論〉の構造と意義を解き明かす。

内容説明

中世ヨーロッパの二元論思想。異端カタリ派の基本教義書および関連文献の克明な解読・分析を通じて、善悪二原理がこの世において鎬を削る戦場としての人間、その創造と墜落をめぐる執拗な思考により、西欧思想史上最も豊かな無と悪の論理を展開した「根源的二元論」の構造と隠された意味を解き明かす。

目次

第1章 『ヨハネによる福音書』とカタリ派の読解
第2章 カルカッソンヌのバルトロメの『カタリ派教義書』―アウグスティヌスとカタリ派の教義
第3章 ヨハネス・デ・ルギオの形而上学と作者不詳『二原理の書』
第4章 根源的二元論の教義―カタリ派の人間像とその倫理

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