出版社内容情報
M.アンリ[アンリ ミシェル]
著・文・その他
山形 頼洋[ヤマガタ ヨリヒロ]
翻訳
上野 修[]
翻訳
宮崎 隆[]
翻訳
中 敬夫[]
翻訳
松島 哲久[]
翻訳
野村 直正[]
翻訳
森 藍[]
翻訳
池田 清[]
翻訳
内容説明
デカルト、カント、ショーペンハウアー、ニーチェ、フロイトにおいて〈無意識〉の問題はどのように捉えられてきたか―。西洋近世における〈生の現象学〉の思想的系譜を考察し、志向性を超えた根源の現象学を模索しつつ、形而上学の歴史に対決する独自の哲学を展開する。
目次
第1章 「見テイルト私ニ思ワレル」
第2章 現象学的絶対の没落
第3章 「西洋の形而上学の歴史」のうちへの「エゴ・コーギトー」の挿入
第4章 空虚な主体性と失われた生―カントによる「魂」についての批判
第5章 見出された生―意志としての世界
第6章 生とその特性―抑圧
第7章 ニーチェによる生と情感性
第8章 神々はともに生まれ、ともに死す
第9章 人の猿まね―無意識