出版社内容情報
アリストテレスの自然哲学が内包する〈自然主義〉を乗り越える試み。脳死,臓器移植,代理母など医学や生物学の発展が必然的に随伴する諸問題を考える原点を示す。
内容説明
アリストテレスの自然哲学が内包する〈自然主義〉を、さまざまな科学思想的文脈に根ざしながら乗り超えようとする試み。脳死、臓器移植、あるいは代理母などという、医学や生物学の発展が必然的に随伴する諸問題・現代社会の諸矛盾を考える上での原点を示す。
目次
第1章 自然主義という障害
第2章 差異の論理
第3章 再生機構の性質と法則
第4章 植物工場
第5章 人為的出産