叢書・ウニベルシタス<br> 神の思想と人間の自由

叢書・ウニベルシタス
神の思想と人間の自由

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784588003516
  • NDC分類 191
  • Cコード C1310

出版社内容情報

キリスト教の信仰と神が「近代的な自由の条件である」とするヘーゲルの立場にくみし,様々な「神の思想」の積極的な意義を人間の根源的な問いとして明らかにする。

内容説明

キリスト教の信仰と神が「近代的な自由の条件」と洞察するヘーゲルの立場にくみし、人間学の観点から「神」についてのさまざまな思想(観念・イメージ・理念・理論等々)の積極的な意義を解き明かす。「人間とはなにか」の根源的な問いに普遍的射程を与える。

目次

第1章 人間学と神の問題
第2章 無神論の批判に直面して神について語ること
第3章 キリスト教神学と哲学的批判
第4章 ヘーゲル哲学におけるキリスト教の意義
第5章 近代のキリスト教的正統性

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いとう・しんご

0
さ~っぱり分かりませんでした。「形而上学という対項をもたない神学的神論がケリュグマ的な主観主義か、それとも脱神話化のどちらかに堕するか、あるいは、しばしば同時に両者に堕するということから、すでに明らかである」P9というタンカを切った上で、形而上学の復権を意図していることは分かるんだけど、その実はヘーゲル以前の形而上学への懐古的な後退でしかない印象。2021/08/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2234743
  • ご注意事項

最近チェックした商品