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出版社内容情報
カントの批判哲学において〈狂信〉と峻別されて重要な位置を占める〈熱狂〉の精神をポスト近代の歴史的 - 政治的状況に重ねて捉えなおし,その再活性化をはかる。
内容説明
カントの批判哲学において重要な位置を占めていた〈熱狂〉―情動を伴った善の理念―の精神をポスト近代の歴史的・政治的状況に合わせて捉えなおし、ヴィトゲンシュタインを媒介としてカント哲学の再活性化をはかる。
目次
第1章 批判的なものは政治的なものに類似している
第2章 群島
第3章 熱狂を通じて何が打ち明けられるのか
第4章 歴史的―政治的事象を文章化する2つの方法と1つの流儀(手法)
第5章 われわれの時代の感情において、何が打ち明けられているか