内容説明
本書は、弁理士試験受験生のために、『受験新報』誌上に工業所有権法添削教室として掲載した、論文試験用の問題と解説を収録したものである。ただし、法改正（平成１２年１月１日施行法まで）等により変更が生じた箇所はてきぎ修正した。特徴としては、体系別に配列するとともに、各問題にはその出題内容を示す見出しをつけ、どのような問題かが一目で理解できるようにし、また、それぞれの問題が“基本問題”“変形問題”“応用問題”のいずれに属する問題であるかを一目で分かるよう明示した。さらに、それぞれの問題に対する“解答のポイント”を挙げ、どのような点に注意して解答すべきかがわかるようにした。また、解答例の右側にスペースをとり、答案構成の指針となるためのポイントをかかげた。
目次
１ 発明と発明者（発明の保護；発明の利用；発明 ほか）
２ 特許出願（出願書類；外国語書面出願；特許請求の範囲 ほか）
３ 審査（産業上利用することができる発明；発明の新規性；発明の進歩性 ほか）
４ 出願公開（補償金請求権；出願公開）
著者等紹介
遠藤比呂美［エンドウヒロミ］
横浜国立大学大学院工学研究科卒、遠藤特許事務所
関根毅［セキネタケシ］
１９６７年生まれ、慶応義塾大学理工学部卒、協和特許法律事務所
久留徹［クルトオル］
１９６５年生まれ、大阪大学大学院工学研究科
大槻聡［オオツキサトシ］
１９６５年生まれ、姫路工業大学工学部卒、三菱電機株式会社
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