内容説明
本書で著者が試みようとしているのは、国際私法における基本的な概念の相違に着眼し、政策的考慮等を取り除いた原型ともいうべき国際私法の考え方のモデルを抽出して、どこにその論理構造の相違が現れるかを示すということである。それによって今度はどこにどのような政策的考慮を入れると結論が異なるようになるかが明白になると考えてのことである。
目次
序論
法性決定
連結点の確定
不統一法国
反致
公序
先決問題
適応問題
取引保護
当事者自治の原則〔ほか〕
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