内容説明
本書は、主として司法試験の選択科目である破産法受験生の演習用教材、あるいは学部・大学院におけるゼミの補助教材として利用されることを意図して作成したものである。著者が『受験新報』に「ゼミナール破産法」として、1994年4月号から1997年3月号まで36回にわたって連載したものをもとに、加除修正を施し新たに4講を加えて多少体系的に配列した。
目次
第1章 破産宣告をめぐる問題
第2章 破産債権をめぐる問題
第3章 破産財団をめぐる問題
第4章 破産手続における双務契約の問題
第5章 破産手続における担保権と債権者間の優劣
第6章 否認権
第7章 破産の手続問題
第8章 破産管財人の業務
第9章 破産免責の効果