内容説明
単なる個別判例の知識を超えた「憲法的思考の俯瞰図」。判例を題材にした事例問題から、権利と権利の対立を軸にした論文答案の書き方を学ぶことができるとともに、多くの基本判例を有機的に関連付けた学習が可能。素材は比較的新しい(裁)判例や事件に求め、基本判例から(あるいは、基本判例に立ち返って)設問を考えるように誘導している。
目次
取材の自由
思想・良心の自由―卒業式における国家斉唱の際の不起立
行政による国民への情報提供
行政手続と令状主義および黙秘権
文化財保護と政教分離
Nシステムと肖像権、自己情報コントロール権
性犯罪者の住所管理
青少年保護育成条例
暴走族追放条例
集合住宅のドアポストへの政党ビラの配布と表現の自由〔ほか〕
著者等紹介
小山剛[コヤマゴウ]
1960年生まれ。1990年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得後退学。2005年博士(法学、慶應義塾大学)。現在、慶應義塾大学法学部教授
畑尻剛[ハタジリツヨシ]
1950年生まれ。1978年中央大学大学院法学研究科博士課程単位取得後退学。1992年博士(法学、中央大学)。現在、中央大学法学部教授
土屋武[ツチヤタケシ]
1982年生まれ。2013年中央大学大学院法学研究科博士課程単位取得後退学。現在、新潟大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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