小説で読む租税法―租税法の基本を学ぶロースクールの授業

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  • サイズ A5判/ページ数 282p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784587041502
  • NDC分類 345.1
  • Cコード C1032

内容説明

京山メソッドとは?所得税を中心に、法人税・国税通則法を学ぶ15の講義。物語を楽しみながら、租税法を学べる1冊。専門用語・概念・独特の考え方が、驚くほど明快に!

目次

お買い得では?租税法―租税法総論
タピオカ事件の勃発―所得概念
メソッドに対する疑念―非課税所得
メソッドの真実―所得税額の計算・税率
理論から考える原則―所得区分(1)給与所得、事業所得
初めてのタピオカ会―所得区分(2)退職所得
ミントストールの女子―所得区分(3)一時所得、雑所得
一致団結(前編)―所得区分(4)譲渡所得、山林所得(その1)
一致団結(後編)―所得区分(5)譲渡所得、山林所得(その2)
最後のヤマ―所得区分(6)利子所得、配当所得、不動産所得
初めての飲み会―所得の年度帰属
カラオケ代と必要経費―必要経費・所得控除
モデルと結婚&不倫―納税義務者・課税単位・人的帰属
接近―法人所得の計算(1)益金
最後に起きたハプニング―法人所得の計算(2)損金

著者等紹介

木山泰嗣[キヤマヒロツグ]
1974年横浜生まれ。青山学院大学法学部教授(税法)。1993年横浜翠嵐高校卒。1998年上智大学法学部法律学科卒。大学卒業後に旧司法試験を4回受験し、苦労を重ねた末に合格を果たす。2003年に弁護士登録(第二東京弁護士会)。鳥飼総合法律事務所で2015年3月まで税務訴訟及び税務に関する法律問題を扱う(著名担当事件に、ストック・オプション訴訟などがある)。2011年に『税務訴訟の法律実務』(弘文堂)で、第34回日税研究賞(奨励賞)を受賞。実務経験を活かし、2015年4月に大学教員に転身(上記事務所では客員弁護士になる)し、法学教育及び税法研究に専念する。同大学では、2016年4月から大学院法学研究科ビジネス法務専攻主任となり、社会人を中心にした税法教育を担う一方、学部では法学入門、入門演習、税法ゼミなどを担当し、判例研究やディベートを中心とした学部生への法学教育にも力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takubou

0
小説形式で書かれているので、読みやすくわかりやすい内容でした。2021/08/04

sho

0
同じ著者の「教養としての税法入門」が分かりやすかったため本書も手にとったが、小説という形式にしているせいか、「女子大生」に関する台詞やファッションの描写が雑音すぎて読むのが苦痛だったため、最後の2章の法人税パートのみ読了(その前の13章までは所得税パート)。ひとまず、著者のあとがきの、租税法マスターのための要諦と書かれている、条文・判例・理論の3要素を意識して税法を見るようにしたい。2021/07/11

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