目次
人の始期と終期
殺人罪と自殺関与罪の限界
傷害罪―傷害の意義・傷害の故意、被害者の承諾・同時傷害の特例
刑法における暴行・脅迫の意義
凶器準備集合罪の罪質
行動の自由の保護―逮捕監禁罪・略取誘拐罪
ひき逃げと遺棄罪・殺人罪
名誉毀損罪―表現の自由と名誉の保護
業務妨害罪―業務妨害と公務妨害の関係、業務妨害とコンピュータ濫用
秘密の保護
住居侵入罪の問題点
騒擾罪における共同意思
放火罪をめぐる最近の論点
往来妨害・危険罪の問題点
通貨偽造罪の問題点
偽造概念と文書の意義
電磁的記録不正作出罪―コンピュータ犯罪の特質
有価証券偽造罪―変造テレホンカードの問題を中心に
性表現と猥褻犯罪
賭博罪―処罰根拠と常習性
宗教犯罪の特質
公務執行妨害罪の問題点
職権濫用罪の問題点
偽証罪・証憑湮滅罪と共犯
賄賂罪の問題点―含、没収・追徴