内容説明
刑法上の重要な論点を網羅し、その問題性を深く考究した基本講座。―「平成」の刑法学界を支える大家・中堅・新鋭の学者延べ130余名が的確な問題意識で精緻な論述を展開。
目次
第1講 構成要件の意義と機能
第2講 身分犯の意義と根拠
第3講 法人の刑事責任と両罰規定
第4講 行為と結果
第5講 作為と不作為
第6講 保障人的地位の根拠
第7講 刑法における因果関係の意義―条件説と相当因果関係説
第8講 結果的加重犯の加重根拠
第9講 主観的構成要件要素と主観的違法要素
第10講 故意と意図・目的〔ほか〕