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内容説明
大井川に沿って,川根の茶畑を行く大井川本線。そこはSL急行「かわね路」をはじめ,由緒ある車両の活躍が見られる。また,ミニサイズの井川線車両も,他では見られない貴重な存在である。
目次
現在の車両
思い出車両
大井川鉄道あれこれ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
6
井川線の車両の写真を見てると、車輪がレールからはみ出している。井川線の客車・貨車のボギー車の台車は軸距1300mmのアーチバー台車で統一されているが、車輪の厚みに対してレールが「貧弱」なのだろうか。井川線のレールのメンテナンスや交換がこの当時どうなっていたのかは記述がないが、「1067mmの軽便鉄道」と言われるだけにレールのサイズも軽便規格(重軌条化されてない)。従って仮に出力上ではDD20に速度が出せたとしても、過酷な環境下に敷かれた線形とともにそのようなレールでは速度が出せないのは想像できる。2022/09/19
えすてい
6
吉川文夫のカラーブックス「楽しい軽便鉄道」(1992年)によると、軽便級の車両は動力の出力が小さいこともあって早くからコロ軸受(転がり軸受)を採用していたのは、1067mm以上の国鉄や私鉄よりも先を行ってた趣旨のことが書かれていた。井川線の客車・貨車の台車(ボギー車)は全てホイールベース1300mmのアーチバー台車でコロ軸受だ。大井川本線では平軸受車両が多数派だった中で、軽便級の井川線は小さい動力で列車の動きをスムーズにするためにコロ軸受を積極的に取り入れてたのかもしれない。2022/09/13
えすてい
6
動態保存の国鉄型SLのみならず井川線1区間のみのミニ運転小型SLや千頭駅に静態保存されてるSLもいくつか掲載されているが、その中にはTVドラマや映画撮影にも用いられたものもあるが、井川線ミニ運転は廃止されてるし。SLを維持していくのは本当に難しい。2022/09/08
えすてい
5
30数年前の刊行だから、大井川鉄道ですら今では見られない・在籍してるけどすっかり姿かたちが変わった車両ばかりである。それに井川線はアプト式の開業による変化は極めて大きい。ウィキペディアによるとスハフ500形の最後の1両もスロフ300形への改造のため入場して廃形式となったとある。やはり井川線でロングシートはきついのかもしれない。スハフ1形最後の1両は今はどうなっているんだ?2022/09/05
えすてい
0
「私鉄の車両」シリーズで、当時現役のSL・旧型客車が紹介されているのは大井川鉄道のみ。また、井川線ではアプト式・クハ600形総括制御になる前のことであり、同時最新鋭機関車だったDD20牽引列車の他、DB1形が客車列車を井川線本線上で牽引する写真もある。客車は現在の主力スロフ300形の他もっとバラエティに富んでいた。ただし、長島ダム開発によるアプト式の計画はこの当時で既にあることが明記されていて、井川線近代化への過渡期をうかがい知ることができる。
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