感想・レビュー
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faux-stendhalien
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東洋医学で使用する漢方薬とツボの紹介から、各疾患に対する治療方法、更には東洋医学の特徴や考え方など、ハード・ソフト両面に対する説明がなされている。東洋医学に対する誤解を解こうという姿勢が強く感じられ、「説明の仕方が儒教的思想と強固に結びついたため、(中略)ナンセンスとも思われる思想や考え方が生き残ってきたことも否定できません」、「そうした点が漢方に対する誤解を与えてきた」と認めつつ、だからと言って全否定するのは「『たらいの赤子を水とともに流す』そしりを免れない」と結んだ文章が非常に印象に残った。2013/10/07
