目次
第1部 両義的近代へのアプローチ(教育刑と犯罪生物学―ヴァイマルからナチズムへ;ナチ強制収容所とドイツ社会;戦間期ドイツにおける民間防空共同体―実践のフォルクスゲマインシャフト)
第2部 第二次世界大戦とナチズム・ホロコースト(ある種の幻肢痛―戦間期のレーベンスラウム構想;入植と大量虐殺による「ドイツ民族」の創造―「東部総合計画」と学術的民族研究;ポーランドとホロコースト―イェドヴァブネからの問いかけ ほか)
第3部 ナチズム後のドイツ(戦後ドイツ司法によるナチ犯罪追及―占領期から今日までの展開とその所産;フリッツ・バウアー―ナチの過去に挑んだ検事長の狙い;西ドイツの戦争賠償と「ナチ不法に対する補償」―ドイツ在外財産に着目して ほか)
著者等紹介
石田勇治[イシダユウジ]
東京大学大学院総合文化研究科(地域文化研究専攻)教授。専門はドイツ近現代史、ジェノサイド研究
川喜田敦子[カワキタアツコ]
東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門はドイツ現代史、ドイツ地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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