- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 浮世絵・絵巻・日本画
内容説明
『源氏物語』を絵画化した作品である源氏絵は、平安時代から現代に至るまで数多く制作された。これらは、歴史上、天皇や公家、武家、あるいは寺院の僧侶たちの私的な空間を彩る絵であったため、彼らの生活を知るためには、欠くことのできない作品である。そして、その制作には土佐派や狩野派などさまざまな流派が関わり、流派を超えた同時代の潮流や、あるいは時代を超えた流派ごとの様式展開を知るための重要な作例でもある。絵巻や扇、画帖、屏風など、さまざまな形で残されてきた作品を、美術史、建築史、日本文学などの知見より時代別に考察。さらには、AIやVRなどを駆使した最先端の研究や展示方法に関する最新成果も収載。日本古典文化の中心にある『源氏物語』の絵画の世界を多角的視点から解剖した必備の一冊。図版点数三六〇点超!
目次
第1部 源氏絵の諸相(平安時代;室町時代;桃山・江戸時代;源氏絵の拡がり)
第2部 AIとVR(デジタル画像;AI;VR)
著者等紹介
稲本万里子[イナモトマリコ]
恵泉女学園大学教授。専門は日本美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 息子と恋人 ちくま文庫