目次
第一部 かたちに宿る意味(中世興福寺の伽藍復興にみる建築の規範と継承;中世の神社本殿にみる造形の伝播と独創性;神社本殿の形式分類と模倣の論理;無著道忠の著作にみる江戸時代中期における禅院伽藍の源流に関する意識;寛政度内裏造営における復古の視座;吉田五十八の「平安調」へのまなざし)
第二部 場のしつらえと再現(習合神道儀礼の場の構造;神道潅頂の道場と設え―三輪流神道にまつわる絵画を中心に;王朝物語絵にみる江戸後期における打出の復古―女性の空間を暗示する女房装束)
第三部 保存をめぐる模索(民家等の修理や復原における古材保存(材料)と形式保存(意匠)の対立
彩色のオリジナルと復原―正祖年間の八達門扁額の丹青復原に関する研究)
第四部 受け継ぐことの論理(城郭建築のオリジナルと復元;建築遺産におけるオリジナルの価値;建築の生命倫理について考える―保存と再生の事例から;座談会 建築は変化してもよいのか、オリジナルのままがよいのか)



