内容説明
我々が生きる現代へとつながる過去の出来事を検討し、世界や社会のあり方を考える学問、歴史学。そこに携わる研究者たちは何を考え、どのように研究に取り組んでいるのか。歴史への向き合いかた、研究の視点、隣接分野との関わりなどを、研究者それぞれのリアルな試行錯誤とともに紹介。中央大学文学部で歴史学を探究する研究者たちによる、歴史とより深く付き合っていくための羅針盤となる一冊!
目次
1 日本(縄紋時代を測る 考古学と自然科学のはざまから;いにしえびとの声を聴く 京都・陽明文庫の調査から;歴史資料との出会い;歩いて探る歴史学 日本中世の荘園・村落;私の近世村落史研究ことはじめ;私の天皇天皇制研究 「昭和大喪」研究の途中で)
2 世界(シュメール語文書を読む仕事;私の朝鮮史研究と「図書」 ハンコから朝鮮王朝の外交を読み解く;あるプロイセン兵士との出会い 私の近世ドイツ軍事史研究;カシュガルの歴史に関する史料を求めて タシュケントの一写本;時間と空間の歴史研究;「不審者」を統治する 二〇世紀南アフリカの移民管理・警察史料から;史料を探して 近現代エジプトにおける有力家系の研究;カンボジア歴史研究と「民話」 農民の精神世界を垣間見る)
3 隣接分野と歴史研究(「詩人大使」の実像に迫るために 外交文書を活用したポール・クローデル研究;歴史研究とアーカイブズ;図書館情報学と二つの歴史研究)
著者等紹介
高橋宏明[タカハシヒロアキ]
中央大学文学部教授。東洋史学専攻所属。中央大学杉並高等学校校長。専門は東南アジア地域研究、カンボジア近現代史
宮間純一[ミヤマジュンイチ]
中央大学文学部教授。日本史学専攻所属。専門は日本近世史・近現代史、アーカイブズ学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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