近世日本邪正論―江戸時代の秩序維持とキリシタン・隠れ/隠し念仏

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近世日本邪正論―江戸時代の秩序維持とキリシタン・隠れ/隠し念仏

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  • サイズ キク判/ページ数 368p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585320586
  • NDC分類 198.221
  • Cコード C3021

内容説明

現代につながる宗教・宗派間対立解決への糸口を提示。近世日本で絶対的な「邪」とされた「切支丹」という言葉とそこから派生したイメージは、近世人の秩序意識をいかに支え、当該期の国家や社会にどのような矛盾をもたらしたのか―。禁教下の江戸時代において、キリシタンたちは、潜伏活動のほか、寺や神社の活動に参加するなど複数の宗教的属性をもち、さらに村民という世俗的属性をもって暮らしていた。「切支丹」と証明されなければ、現実の生活のなかで受け入れられていたのである。潜伏キリシタンや隠れ念仏・隠し念仏など、近世日本の潜伏宗教をめぐる動向に焦点を当て、村社会でキリシタンと非キリシタンという諸属性が共存していた実態を示すとともに、治者がキリシタン禁制による社会秩序を維持するための諸政策をどのように行い、被治者がそれらをどのように受け止めたのかを明らかにする。さらに、その近世秩序がしだいに解消され、異質な諸属性の共存状態も解体していく過程を跡付ける。

目次

序 近世的邪正の構造(近世日本の異端的宗教活動と秩序意識)
第1部 キリシタン禁制と治者・被治者(江戸幕府のキリシタン禁制;諸藩による島原天草一揆の記録と記憶 ほか)
第2部 近世的共存関係とその解体(近世日本の異端的宗教活動と宗教的属性;近世秩序における「邪」の揺らぎ ほか)
第3部 民衆史と属性論という方法(「民衆」を考える;近世日本の民衆史研究;深谷克己著『百姓成立』に学ぶ)
結 近世的邪正の行方(近世日本の邪正観)

著者等紹介

大橋幸泰[オオハシユキヒロ]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門は日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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らむだ

2
Cf.2025/01/23

Go Extreme

1
キリシタン禁制:弾圧政策 秀忠政権 宗門改 禁教令 秘密信仰 禁教政策 外圧対応 信徒監視 宗教弾圧 宗門改帳 民衆の信仰:潜伏キリシタン 隠れ念仏 共同体意識 村社会 伝承 信仰の変遷 宗教活動 祭り 結束 生活習慣 迫害回避 幕府の対応:治者と被治者 社会統制 禁教強化 類族改制度 取り締まり 戦略変更 権力構造 宗教政策 貿易規制 国際関係 寛容政策転換 地域管理 異端と正統:邪正観 異宗対策 宗教的対立 世俗権力 異端排除 信仰寛容 地域宗教 近世倫理 文化的影響 伝統維持 宗教的妥協 近世道徳観2025/03/11

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