上杉本洛中洛外図屏風の研究―桑実寺縁起絵巻と共に

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上杉本洛中洛外図屏風の研究―桑実寺縁起絵巻と共に

  • 小谷 量子【著】
  • 価格 ¥9,900(本体¥9,000)
  • 勉誠社(2022/09発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 390p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585320203
  • NDC分類 721.4
  • Cコード C3021

出版社内容情報



小谷量子[コタニリョウコ]
著・文・その他

内容説明

中世以前の絵画には文学を描くことが原則であり、鑑賞とはそこに描かれた歌・物語を読み解くものであった。国宝『上杉本洛中洛外図屏風』と重要文化財『桑実寺縁起絵巻』に描かれた文学を丹念に読み解くことによって、主題・制作目的・注文者を解明し、両作品の注文者・鑑賞者である12代将軍正室慶寿院(近衛尚通娘、義輝・義昭母)の生涯を明らかにする。

目次

序論 本書の目的と研究史
第1部 上杉本洛中洛外図屏風
第2部 桑実寺縁起絵巻
第3部 十二代将軍足利義晴御台慶寿院
補論 山本聡美氏・浜口誠至氏「書評 拙著『歴博甲本洛中洛外図屏風の研究』」について
結論 『上杉本』・『桑実寺縁起絵巻』と慶寿院

著者等紹介

小谷量子[コタニリョウコ]
早稲田大学教育学部卒業、公立中学校教員、京都芸術大学大学院芸術研究科修士課程(通信教育)修了、日本女子大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期修了、博士(文学)。現在、日本女子大学文学部史学科学術研究員、東京家政大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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