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内容説明
近年デジタルアーカイブはその意義をいっそう高めているが、持続可能性や人材育成、予算、権利処理などの課題が依然として残っている。こうした課題に対し、デジタルアーカイブの制度や仕組みにスポットをあて、法律、教育、経営、経済などさまざまな分野の専門家による論考から、知識インフラを「再設計」する。
目次
第1部 デジタルアーカイブによる社会設計のあり方(知識コモンズとデジタルアーカイブ;文化政策としてのデジタルアーカイブ―歴史的な多義性とこれからの方向;デジタルアーカイブの教育利用)
第2部 デジタルアーカイブの法制度をつくる(デジタルアーカイブの政策形成過程の研究―予算措置と法律制定の事例から;デジタルアーカイブにおけるソフトローの意義と実践;デジタルアーカイブにおける違法有害情報対策のあり方)
第3部 デジタルアーカイブを持続・発展させるためのインフラを求めて(デジタルアーカイブ経営論―ヒト・モノ・カネ・情報のマネジメント;デジタル経済としてのデジタルアーカイブ論―混合財としてのDAの発展を展望して;デジタルアーカイブ連携とネットワーク信頼―ネットワーク的組織論・試論)
著者等紹介
数藤雅彦[スドウマサヒコ]
1982年生まれ。弁護士、デジタルアーカイブ学会評議員(法制度部会副部会長)、文化庁「博物館DXに関する検討会議」有識者委員、東京文化資源会議幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。