感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
103
分類017。ストーリー仕立てなので登場人物の成長物語としても読めるが、結構シビアな会計年度職員の現実をリアルに描くので、私的には胸をえぐられました「どんなにきちんと働いていて優秀な人でも、非正規雇用という理由だけでいつ生活が成り立たなくなるかわからない」ホントそれ▽大学講師の給料は手取り月6万。降旗凌(ふるはたりょう)は今年度から県立高校の学校司書として勤務する。電子管理されてない蔵書。箱入ぱなの寄贈本(ホコリつき)。探求学習の計画を出せば必要ないと怒鳴る教師。あるある過ぎて痛い。2026.4刊2026/07/14
chiaki
36
会計年度ゆえ出来ることに限界がある。探究をめぐる正規職員とのやりとりの深い闇にも共感。とにかく図書館は二の次な学校は正直多い。そして、間違ったやり方で長年放置された図書館に着任した後任は大変!他館情報と横のつながりは本当に大事。整った環境を見れば全てが無いものねだりになる。もどかしさはあるけど、自校の図書館でできる最善を尽くすのみ。「なんか良くなった!」「学校のなかで図書館好きー」という生徒の声を励みに日々環境づくりに邁進中。派手な変化より、手を入れ呼吸させる。図書館は成長する有機体!これをモットーに。2026/09/03
よこたん
35
“公共図書館では当たり前のようにやってくる利用者が、学校図書館にはいない。だから、まずは利用者をどうやって増やすかを考える必要があった。司書教諭に連絡を取る。忙しいと言って、相手にしてもらえない。” 高校の図書館を舞台にしたお仕事&委員活動を物語仕立てにし、適宜解説を盛り込んでいる。何から手を付けたらいいか問題、寄贈図書の扱い方、学校内における優先順位の低さ…あるあるが止まらない。うちの館でも「新刊入れても、生徒はどうせ読まないし」と中学校教諭に言い切られ、何とかしたいと思うも、制約が多いのも現実。はぁ。2026/07/22
よっち
23
学校図書館司書の仕事や直面している実態をわかりやすくストーリー形式で描いていくシリーズ第3弾。学校司書として県立高校に務める降旗凌が、ほとんど生徒が来ない本も数十年前の埃をかぶったものが並んでいる図書室を、従妹の小金井留衣や司書教諭の平沢、図書委員会のメンバーたちと変えていくストーリーで、図書の除籍や登録作業、いかに学校図書室に興味を持ってもらうのか、市立図書館との連携や、司書教諭や図書室を取り巻く環境をわかりやすく解説していましたが、やはり一番難しいのは学校司書の会計年度任用職員という立ち位置ですよね。2026/06/24
うー
17
学校司書の仕事や直面しているリアルな問題にふむふむ。勤務校が高校という設定なので参考にならない点もあったが…本当…会計年度職員扱いはしんどいね…2026/07/04




