内容説明
明治の御代とともに佳き時代は終わり、騒動・労働運動・産業変革で世相が変わる。戦国時代からの旧家も土台から崩れはじめる。大正デモクラシーに触れながら帝大を卒業した次郎は農商務省に任官、農民の救済や社会改善に邁進するが―。
著者等紹介
芹沢光治良[セリザワコウジロウ]
明治29年5月4日、静岡県駿東郡楊原村(現・沼津市)我入道に生まれる。大正8年東京帝国大学経済学部入学。在学中に高等文官試験に合格。大正11年東京帝国大学経済学部卒業。農商務省に入省。大正14年藍川金江(清成二女)と結婚。渡仏しソルボンヌ大学入学。留学中に肺結核を発見され、フランスやスイスで療養。昭和5年帰国後「ブルジョア」が『改造』の懸賞小説当選。作家活動に入る。昭和34年フランス詩人連盟よりフランス友好国際大賞を贈られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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