内容説明
優しさに満ちたみすゞのまなざしは、生きとし生けるもののかなしみを見つめている。み仏の心へといざなわれる詩人の魂。お魚や鯨や小鳥や虫や海や空…空想ははてしなく広がってゆく。
目次
金子みすゞの詩にみる構造―二項対立を超えた荘厳世界
金子みすゞあれこれ
彼岸「から/へ」の眼差し
小説 神さまは小ちゃな蜂のなかに(崎村裕)
金子みすゞの宗教性―その詩を支えるもの
金子みすゞ、菩薩の心と浄土願求―そして「夭折」した文学者たち
小説 いのちとこころと、ゆめとうつつを謡い続けた不世出の童謡詩人(西村啓)
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