説話と横笛―平安京の管絃と楽人

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  • サイズ B6判/ページ数 256,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784585291145
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C1095

内容説明

平安京に鳴り響く管絃の世界。平安・鎌倉時代の宮中や天皇の周辺には、どのような音楽が流れていたのだろうか?説話集や楽書に残る横笛のエピソードを通して、笛の知られざる機能、楽人の実態をさぐり、宮廷音楽史に迫る。

目次

管絃者列伝1―貞保親王
管絃者列伝2―敦実親王
管絃者列伝3―源博雅
名器譚1―朱雀門の鬼の笛「葉二」
管絃者列伝4―双調の君―十世紀の音楽一家、博雅三位の流れ
楽人列伝1―大戸清上と尾張浜主―最後の遣唐使
楽人列伝2―尾張浜主―本朝笛の嚢祖、尾張氏異聞
名器譚2―「大水龍」と「小水龍」
管絃者列伝5―藤原保昌―頼光四天王保昌と横笛
管絃者列伝6―源義経―牛若丸と横笛〔ほか〕

著者等紹介

磯水絵[イソミズエ]
1950年、東京に生まれる。2001年、博士(文学)乙取得(二松学舎大学)。現在、二松学舎大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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zatugei

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日本の文芸伝承に見える音楽史。貴族は文学的素養ばかりでなく音楽的教養と素養が必須であったという。学校で日本について教わっているはずなのに知らないことばかりだ。文章も平易で、原本からの訳も読みやすい。2019/06/07

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