揺れ動く『源氏物語』

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揺れ動く『源氏物語』

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  • サイズ A5判/ページ数 277p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585290209
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C1095

内容説明

ホンモノの『源氏物語』など、どこにもありはしない。これまでに存在し、いま存在するすべての本が『源氏物語』である―“原作者によるオリジナル”という幻想によって矮小化されてきた『源氏物語』。“生成変化する流動体”という平安物語本来のあり方に立ち返り、『源氏物語』のダイナミズムを文学史に再定立する。

目次

第1部 本文が揺れ動けば物語も揺れ動く(「東屋」巻の本文揺動史;星と浮舟;本文の揺れ、物語の揺れ;脱文もあれば独自異文もある)
第2部 写本を演奏するのは我々である(句読を切る。本文を改める。;「と」の気脈;鉤括弧と異文)
第3部 どこからどこまでが『源氏物語』なのか(散佚「桜人」巻をめぐって;散佚「巣守」巻をめぐって;続篇・外伝の筆法)

著者等紹介

加藤昌嘉[カトウマサヨシ]
1971年10月生。2000年3月、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学大学院助手、国文学研究資料館准教授を経て、法政大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yoshaki Kimura

0
何が、そしてどこまでが『源氏物語』なのか。各写本への評価と分析、失われた巻への視線。2011/10/10

紅林 健志

0
現状の諸本研究や本文校訂に対して批判的に論じたもの。特に諸本研究のところは大変興味深く読んだ。青表紙本、河内本、別本という系統論ではこぼれ落ちてしまう異文があるという。その他の論文も刺激的で大変おもしろい。2022/10/18

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