目次
本書の問題意識と方法
1 奈良朝天平期における風流の受容(風流と遊宴―六朝から唐へ;風流と踏歌―天平宮廷文化の創出背景をめぐって)
2 平安朝の宮廷文学と省試詩(『経国集』の試帖詩考;平安朝における唐代省試詩の受容―九世紀後半を中心に;菅原道真と省試詩―古体詩への道のり;夕霧の学問―字の儀式から放島試へ)
3 平安朝の宮廷文学と遣唐使(重陽詩宴と遣唐使―中唐の視座から;嵯峨天皇と重陽詩宴―悲秋文学の成立へ)
唐代と平安朝の宮廷文学―宮帷の詩人たち
著者等紹介
李宇玲[リウレイ]
1972年中国福建省生まれ。1993年中国四川大学卒業。1996年北京日本学研究センター修士課程修了。2006年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。1996年中国同済大学助教。現在、同済大学副教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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