内容説明
2012年春、武道義務教育化の実施がはじまった。しかし実態は、武道経験のない教師が指導を行っており、子どもたちにとって非常に危険な状態にある。中学校への取材を通して現状に警鐘を鳴らし、さらに具体的な武道の指導方法とカリキュラム案を提示。義務感でも精神論一辺倒でもない、子どもの「身体と心」を育むための的確な手段を講じる。
目次
1章 赤信号の子どものからだ
2章 日本における体育教育と武道教育
3章 実効性のある武道教育プログラム
4章 武道教育を支える根拠
5章 古流武術の技とは何か
6章 大東流合気柔術と琉球古流空手
著者等紹介
原尻英樹[ハラジリヒデキ]
立命館大学産業社会学部教授(エスニシティ論担当)。小学生のときより空手を習い(和道流)、九州大学空手道部にて三年間、魔破門(マハト)流を修練。四十歳代後半から、望月稔創始の養正館武道(国際武道正風会)を経て、柔術等さまざまな武道を学び、現在、太宰府の光道系空水道で合気を修行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 新小児栄養実習書