グローバリズムを越えて自立する日本

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  • サイズ B40判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784585230694
  • NDC分類 304
  • Cコード C0031

出版社内容情報

日本で「国連」と呼ばれている“UnitedNations”という言葉は、本来、第二次世界大戦の「連合国」のことであり、「国際連合」という日本語は、その実態を隠す意図的な誤訳である。
この言葉遣いに現れている日本政府と国民の無邪気な国連信仰が、平和憲法下の戦後民主主義体制の欠陥の象徴であり、このような戦後の日本人の精神的劣化こそ、いま日本を襲っている国難を招いた根本原因である。「国際」や「平和」といった空虚な言葉はポリティカル・コレクトネスの名の下の言葉狩りの象徴であって、決して信用してはならない。
トランプ政権の誕生や、イギリスのEU離脱に象徴されるように、グローバリズムの時代は終わりを迎えている。そのようなときにわれわれがなすべきこと、それは国民一人ひとりが伝統精神と自立を取り戻すことである。

内容説明

世界一信用度の高い伝統と文化の国=日本。令和時代の指針を示す!

目次

第1章 国際連合は存在しない
第2章 LGBTと家族の絆
第3章 天皇は憲法の上にある
第4章 グローバリズムの正体
第5章 「八紘一宇」こそ世界の理想
第6章 伝統精神を取り戻そう

著者等紹介

加瀬英明[カセヒデアキ]
1936年東京生まれ。外交評論家。慶應義塾大学、エール大学、コロンビア大学に学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。1977年より福田・中曾根内閣で首相特別顧問を務めたほか、日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任。公益社団法人隊友会理事、東京国際大学特命教授

馬渕睦夫[マブチムツオ]
1946年京都府生まれ。吉備国際大学客員教授。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、外務省入省。研修先のケンブリッジ大学経済学部卒業。駐キューバ大使、駐ウクライナ兼モルドバ大使など歴任。外務省退官後、防衛大学校教授。2014年4月より現職。外交、安全保障問題について、積極的な評論、著述活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 旧柏バカ一代

18
個人の考え方の本としては面白いと思う。公文書とかを根拠にしてないのが残念。でも、面白かった。2022/03/26

T坊主

13
1.少数者を擁護しないと、少数者を差別することになるという論理のすり替え。2)秩序を破壊する思想、フランフルト学派=マルクス主義の一種、LGBTもその一つ。伝統を破壊し、文化を侵略することにより、既存の秩序を壊して無秩序無法国家に変質させる。そうすれば、自分達が権力を奪取出来る。ヘイト法、移民法もその一つ。2.天皇の議論は”歴史”と”伝統”を議論しないといけない、”法律”で議論してはいけない。連綿と続いてきた皇室こそが”日本文化の中核” 3.民主国家はバラバラになりやすい、伝統として伝わる形を共有しよう2019/10/17

Honey

10
馬渕さんがいつもおっしゃっている精神武装の実際について、加瀬さんが加わることによって、大変参考になる具体的なお話を伺えて、とてもよかったです。 コンパクトなのに、中身の濃い1冊です♪2019/12/10

pacino

2
2割程読んでやめる。マクロな社会情勢や歴史的背景を知ることは大事だと思うが、個人で裏付けとなるソースを探し出すのは非常に困難。つまり正しいか正しくないかの判断ができず、結果として感情に左右されることとなる。目の前の事にフォーカスしたい。2021/04/04

Tomonori Yonezawa

2
【unlimited】平成31年3月の対談本。 馬渕さんの本はどれも面白いというか、自分の考え方、ものの見方の幅が広がるのでオススメ。 コロナ前の対談本なので、今から読むと前半、それも最初の方はちょっと古びてるかなというところもあるが、 中盤以降は一気に読める面白さがある。 DNA説とか面白い考え方もあるので、ご自分の目でどうぞ。 国連にちょっと胡散臭さを感じてる人ならとてもオススメ。2020/08/03

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