折口信夫 民俗学の場所

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折口信夫 民俗学の場所

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  • サイズ A5判/ページ数 398,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585230472
  • NDC分類 380.1
  • Cコード C3039

出版社内容情報

巨人の拓いた沃野からその学の領域はとてつもなく広い。芸能、文学、歌、天皇、神話、言語…。
全体を掴むのは容易ではない。巨人は、後世に何を残したのか。
愛弟子・池田彌三郎から薫陶を受けた著者が、巨人の学問の全領域を整理し直し、さらに新たな展望を開く。「まれびと」「ほかひびと」の先に見えたのは、韓国・台湾そしてアジアに拡がる広大な「民俗」のつながりだった。
アジアを見渡す視野から、新たに折口学の場所を見つめる。

折口信夫(おりくち・しのぶ)
1887年大阪に生まれる。国文学者・民俗学者・歌人・小説家。筆名は釈迢空。
1910年國學院大學を卒業。1922年に國學院大學教授となり、1928年以降は慶應義塾大学教授を兼ね、国文学・民俗学・芸能史・神道学を論じた。
1915年に柳田國男の主催する『郷土研究』誌上に論文「髯籠の話」を掲載したのを機に、柳田を学問の師と仰ぐ。
1929年から1930年にかけて『古代研究』全3巻を刊行、「まれびと」論を中軸におく独自の学問を世に問う。その他、『アララギ』の選歌欄を担当、和歌の論考を発表するなど、活動は多岐にわたった。
1953年、66歳で死去。
歌集に『海やまのあひだ』など、小説に『身毒丸』『死者の書』などがある。『折口信夫全集』全37巻(中央公論新社)が刊行されている。

はじめに
序 章 折口信夫 民俗学の場所 
第一章 芸能史の思想
第二章 まれびと論
第三章 霊魂論と「よりしろ」論
第四章 折口学の諸相
第五章 折口学の展開
おわりに 
参考文献 
初出一覧 
索引

伊藤好英[イトウ ヨシヒデ]
1948年生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。高麗大学校大学院博士課程修了。文学博士。慶應義塾大学講師、國學院大學講師。元慶應義塾高等学校教諭。専攻は、日本芸能史、韓国芸能史。
著書に、『折口学が読み解く韓国芸能』(慶應義塾大学出版会、2006年)、『明解 源氏物語五十四帖』(池田彌三郎と共著、淡交社、2008年)、『韓国演劇史』(共訳、徐淵昊著、朝日出版社、2009年)、『折口信夫芸能史講義戦後編』上・下巻(共編、慶應義塾大学出版会、2015?2016年)、『折口信夫全集』全37巻+別巻4巻(共編、中央公論新社、1995?2002年)などがある。

内容説明

その学の領域はとてつもなく広い。芸能、文学、歌、天皇、神話、言語…。全体を掴むのは容易ではない。巨人は、後世に何を残したのか。愛弟子・池田彌三郎から薫陶を受けた著者が、巨人の学問の全領域を整理し直し、さらに新たな展望を開く。「まれびと」「ほかひびと」の先に見えたのは、韓国・台湾そしてアジアに拡がる広大な「民俗」のつながりだった。アジアを見渡す視野から、新たに折口学の場所を見つめる。

目次

序章 折口信夫 民俗学の場所
第1章 芸能史の思想
第2章 まれびと論
第3章 霊魂論と「よりしろ」論
第4章 折口学の諸相
第5章 折口学の展開

著者等紹介

伊藤好英[イトウヨシヒデ]
1948年生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。高麗大学校大学院博士課程修了。文学博士。慶應義塾大学講師、國學院大學講師。元慶應義塾高等学校教諭。専攻は、日本芸能史、韓国芸能史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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